健康になる第一の方法は、身体を損なう原因を取り去ることです。【ブログ記事：養生訓より】

『健康になる方法の第一は、身体を損なう原因を取り去ることです。身体を損なう原因には、内欲（自らの内側にある欲）と外邪（外からの害となるもの）があります。内欲とは、飲食の欲、好色の欲、眠りの欲、言いたいことをいう欲、七情の欲（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚）のことです。外邪とは、風寒熱湿、４つの気候・環境の変化のことです。内欲を我慢して少なくし、外邪により身体に害を受けることのないように防ぐこと、このように過ごすことで、元気（生命力）をなくさず、病気にならず、できるだけ長生きするべきなのです。』

～　養生訓（貝原益軒）　巻第一より　～
上記は、私が趣味の範囲で訳したものです。

内欲を自分にあてはめてみましょう。

飲食の欲　～　食べたいものはどうしても我慢できません。ついつい食べ過ぎてしまいます。 飲み過ぎてしまいます。

好色の欲　～　具体例は書けませんが、やっぱり我慢できませんよね。

眠りの欲　～　若い頃は朝、なかなか早起きすることができません。起こされなければ何時まででも寝ていたい・・・・早く起きれば１日を有意義に過ごせることがわかっているのに。 しかも、それでも夜更かししてしまいます。

言いたいことをいう欲　～　うーん、これはよくわかりません。ペラペラと何でも軽々しくしゃべりたがるということらしいですが・・・。意味のあること、間違ったことでなければ、たくさんおしゃべりする人の方が周りを明るくして、人にも好かれますし。つまらないことを全て口に出して言ったり、人の嫌がることや、言わなくてもいいことをすぐしゃべる人は確かに人に嫌われるし、そのようなことは慎みなさいということなのか・・・？

七情の欲（喜・怒・憂・思・悲・恐・驚）～これも、嬉しいことがあれば喜び、頭にくるようなことがあれば怒り・・・現代社会では、素直に感情を表す方がストレスがたまらなくていいようにも思えますが・・・。一喜一憂せずに感情を冷静に保てるようにしなさいということなのか？ほどほどにしないと寿命を縮めてしまいますよ・・ということなのか？

まだまだ未熟な私です。