人の寿命の長短は養生次第なのです!【ブログ記事:養生訓より】

人の寿命の長短は養生次第なのです!【ブログ記事:養生訓より】


「老子が"人の命は我にあり、天にあらず"と言っています。人の命というものは、皆授かって生まれてきますが、よく養生すれば長命になり、養生しなければ短命になります。長生きするのも、早死にするのも、自分次第なのです。生まれつき身体が丈夫で長命に生まれ付いた人であっても、健康法を知らなければ早死にします。生まれつき虚弱で短命だろうと思える人でも健康法をうまく行えば、長生きします。すなわち寿命の長短は、全て自分自身の行いによる結果あって、生まれつき決まっていることではないのだと言えます。
 

もし、顔回(孔子の一番弟子、きわめて短命であったと云われている)のようにきわめて短命な人でなければ、自分自身の健康法によって長生きできるということです。例えば、炉の中で火をおおうようにすれば、火がすぐに消えてしまうことはありませんが、風の吹くところにそのままにしておけば、すぐに火は消えてしまいます。みかんをそのまま置きっぱなしにしておけば、年を越すこともできず悪くなってしまいますが、深い箱に入れて囲っておけば、翌年の夏までもつのと同じようなことなのです。」
 

~ 養生訓(貝原益軒) 巻第一より ~
上記は、私が趣味の範囲で訳したものです。

 

原文の"顔子"とはなんぞや?と悩みましたが、ネットで調べたところ、顔子とは顔回といわれる孔子の一番弟子とのこと・・・。知識のない私には、勉強になります。

かつ、おかしな訳になっていないだろうかと、少し不安にもなります・・・。おかしな部分があるかもしれませんので、気軽に読んでくださいませ。(あくまで趣味レベルで訳していますので)

それでは、また・・・。